老後に対する不安な気持ちは他人事ではない年齢になってきているので、桐子さんの立場にも共感できた。
それぞれの章のタイトルが桐子さんに似つかわしくないものだったので、どんなふうに最後の着地点へ向かうのかと気になり一気読み。
もしも大きなどんでん返しがあったなら
それはそれでいかにも小説的すぎて鼻白むところだけど、ああ、良かった!と思えるちょうど良さで安心の結末。
悲観すればキリがないけど、周りを見渡してみれば、
自分を見失わす努力していれば、
何か変わるのかも知れない、と思えた。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2021年6月14日
- 読了日 : 2021年6月13日
- 本棚登録日 : 2021年6月12日
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