たぶん、出会わなければよかった嘘つきな君に (祥伝社文庫)

著者 :
制作 : 栗俣力也 
  • 祥伝社 (2017年12月13日発売)
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本棚登録 : 969
感想 : 91
3

峰岸さんの狂気が恐ろしい!
どんどん公洋さんを追い詰めていく展開が恐ろしくてゾッとします。
周囲を巻き込んで、自分の思い通りにことを進めていく手練と執念に脱帽です。
最後、公洋さんが死んでしまう展開だけは残念すぎて…
ストーリーだけでなく、
それぞれの視点で事件の裏が明かされていくのも面白かったです。
ななちゃんが公洋さんを本当に好きだったこと、森尾さんが公洋さんを信じていたこと、ハッピーエンドではなくても、誠実に生きていれば信じてくれる人はいるんだなと思えました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ミステリー
感想投稿日 : 2024年2月10日
読了日 : 2024年2月9日
本棚登録日 : 2024年2月9日

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