久しぶりに本の帯に対しわかってないんじゃないかなと思いました。「これって本当にイスラエルの作家が書いたんだろうか?(本谷有希子)」って…これ、イスラエルに住んでいないと書けない小説ばかりですけど。
イスラエルという国にはユダヤ人だけでなく、アラブ人も住んでいて(これはテルアビブ在住の友人から毎度聞かされている)、そうじゃなきゃ安息日が回らない。さらにロシア人、中欧の人々などもいて、とても複雑な社会がある。そんなことがよくわかる。ヘブライ語は読めませんが、カバーを外すとヘブライ語だけの表紙というのはなかなか挑発的です。
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- 感想投稿日 : 2015年3月29日
- 読了日 : 2015年3月29日
- 本棚登録日 : 2015年3月15日
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