★3.5
大好きな映画の原作本。小説の点子ちゃんも天真爛漫で可愛いけれど、映画の点子ちゃんの方が一本筋が通っていたような気が。特に、夜のマッチ売りの理由がぼやけてしまっていて、どうしても物足りなさを感じてしまう。そして、母親思いで健気なアントンに対して、アントンの母親の大人気ない態度に軽くイライラ。すぐに反省はしているものの、あれは本当にあんまりすぎる!ただ、善悪に関わらず様々な事例を出して、子どもを正しく導きたい、というケストナーの思いはとてもよく分かる。もっと子どもの頃に読んでみたかったな、と思う。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
カ行
- 感想投稿日 : 2018年8月27日
- 読了日 : 2018年8月27日
- 本棚登録日 : 2018年8月27日
みんなの感想をみる