2014.5.15読了。
高校で大方の生徒が学ぶであろう夏目漱石の『こころ』。私もまた授業で私とKとお嬢さんの話として覚えている。いつか本編を読みたいと思っていたが、授業で学ぶ前に全編読んでおくべきだった!主人公の立場で読み進めたいのに先生の立場を知ってしまっているからどうしても先生目線になりがちになってしまう。
でも授業でやることのなかった先生のさらに細かい過去を読むことができてより理解は深まったから良しとしよう。ちゃんと全編読んだからこそ高校の時とは各人物の印象もだいぶ変わったしな。
ところで主人公の祖父の最期は?
結末をきっちり書かないあたりやはり文学作品らしいなぁと思う。
そういや誰も救われない話を久々に読んだな。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2014年5月15日
- 読了日 : 2014年5月15日
- 本棚登録日 : 2014年5月15日
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