『十二国記』シリーズ、読み始めたら絶対はまっちゃうなぁ…と思っていたのです。
人におすすめいただいたのをきっかけに手に取ったところ、予想違わずめちゃめちゃはまりました。
普通の女子高生だった陽子が、訳もわからずに放り込まれた世界は、私たちの世界に似ているようでまったく異なるところでした。
なぜここに連れて来られたのかも、連れてきた男が何者なのかも、なぜ妖魔が襲ってくるのかもわからない。
助けを求めようとすれば追い立てられ、信じた人には裏切られ…。
目的地さえわからないまま、たった一人で大剣を抱えて彷徨う陽子の孤独が突き刺さってきて辛くなります。
人間の温かな部分が削ぎ落され、どんどん眼光に鋭さが増していく陽子の姿にハラハラしながら一気に読了。
祈るような気持ちで下巻へ。
読書状況:読み終わった
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読みました。
- 感想投稿日 : 2022年2月7日
- 読了日 : 2022年1月24日
- 本棚登録日 : 2022年2月7日
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コメント 2件
kuma0504さんのコメント
2022/02/08
すずめさんのコメント
2022/02/08