絶望に効くクスリ 1: ONE ON ONE (ヤングサンデーコミックススペシャル)

著者 :
  • 小学館 (2004年5月1日発売)
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本棚登録 : 312
感想 : 35

自分の人生のテーマは人とつながることなんですよ マンガってのは鏡に向かって自分をとことん掘り下げていくみたいなところがあって 結局その先に、全人類につながる普遍的な何かがあるんですよ それをやっていくうちに、ようやく自分が見えてきた気がするんですよね、という井上雄彦の言葉/ 25年関わったというアマゾンの村のあいさつ。アイニョヒ?(いるかい) アイニョ!(いるよ)を取り上げて「そこにただ存在することが大切なんだ/彼らには生きる目的はないんです/生きてるだけでありがたいんです」と語るグレートジャーニーの関野吉晴の言葉が印象に残った。著者山田玲司が自らの絶望に効くクスリから語り起こし、「 ストリッパー 」という作品で描いた、「はじめから人間には個性も自由もないのよ」という言葉。この作品も読んでみたくなりました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 本・雑誌
感想投稿日 : 2016年5月11日
読了日 : 2016年12月25日
本棚登録日 : 2016年5月11日

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