江ノ島で食堂をひらく頼のもとに住み着いた、実は人語を話せる・解せる猫・オードリー。今回は、頼とヒカリのあいだを取り持ってみたり、嫉妬してみたり、友だちの貧乏神に、ウマにけられてしまいなはれや、と呆れられたり、寝ぼけて人語をしゃべったところを動画に撮られてしまい大慌てだったり、バレンタインの手作りチョコつくりをバックアップしたり、頼の姉と義兄のケンカをおさめるのに一役買ったりと大忙し。「化け猫でもなんでもいいから一緒に帰ろう て言うかお前なら化けてくれた方がいいや。そしたらずーっと一緒にいられるもんなぁ」という頼の言葉に、オードリーが、しがみつきながら涙ぽろぽろながすシーンにほろりと来そうに。それにしても、回を追うごとに、オードリーの、うっかり人前で人語しゃべっちゃう、人語を解せると思われるような行動をとっちゃうことが、多くなっていくようで、ちょっとはらはら。ただ、もし、そうなっても、頼はきちんと受け止めてくれるんだろうなと思った。上記の言葉で。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
本・雑誌
- 感想投稿日 : 2011年7月18日
- 読了日 : 2011年7月18日
- 本棚登録日 : 2011年7月18日
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