蒼穹の昴(2) (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (2004年10月15日発売)
4.08
  • (665)
  • (569)
  • (480)
  • (20)
  • (4)
本棚登録 : 4782
感想 : 273

〝「人が、星を動かす・・・そんなことって、あるのか」 「わしは信じたいのじゃよ。この世には、日月星辰を動かすことのできる人間のいることを。自らの運命を自らの手で拓き、あらゆる艱難に打ち勝ち、風雪によく耐え、天意なくして幸福を掴み取る者のいることをな」〟・・・清王朝の政治、官、軍の腐敗、経済の破綻、四億国民の疲弊、列強の脅威、紫禁城内の守旧派と改革派との熾烈な対立・・・官吏となった<文秀>、宦官となって後宮に仕える<春児>の波乱万丈の日々。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 日本文学
感想投稿日 : 2023年10月25日
読了日 : 2023年10月25日
本棚登録日 : 2023年10月25日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする