雄気堂々(上) (新潮文庫)

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  • 新潮社 (1976年5月30日発売)
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武州血洗島(現・深谷市)の一農夫の子として生まれた渋沢栄一(1840-1931)。尊王攘夷に若き血をたぎらせ従兄弟・渋沢喜作らと横浜焼討を企てた風雲急を告げる幕末動乱期、一橋慶喜に仕えることになる一橋家家臣・平岡平四郎と奇遇、慶喜の異母弟・徳川昭武の随員としてパリ万博視察、欧州渡航中の大政奉還。維新の元勲と肩を並べる大成した実業家・渋沢栄一の〝雄気堂々〟の人生が描かれた伝記小説の雄編。 NHK大河ドラマ「青天を衝け」(2021)のシナリオを読むがごとく。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 日本文学
感想投稿日 : 2022年3月3日
読了日 : 2022年3月2日
本棚登録日 : 2022年3月2日

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