おっもしろかったー!
ペット禁止のマンションに、よりによって犬を匿っちゃうところからもう主人公に感情移入できないんだけど(文鳥とかハムスターとかならまだしも)、そういうめぐみでないとこの環境には突っ込んでいけなかっただろうなあ。
なんだこの非常識な女は、と思ってたはずが、スタジオ・シエルの名刺を作るころにはだいぶめぐみに肩入れしてしまってた。
ていうか始終、青がかわいいやつだな…
天才で、それゆえにこだわりが強くて、人付き合いに難儀なところも大きくて、生い立ちにいろいろあって…そんな青が「めぐじゃないとダメ」って言ったときの破壊力と言ったら!!
だよなあ〜!あんたはめぐじゃないとダメだよ!!という説得力もすごかったけど(笑)
ラストで青がやりたい大仕事、本当に技術的に行けるのか!?使いたい紙が本当に手に入るのか!?っていうドキドキ要素もあって手に汗握った!
いやーこのふたりならきっといい感じにデザイン事務所を切り盛りしていけることでしょうという確信に満ちた安心感を抱かせるラストだった。またこのふたりのバディもの読みたいな。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2024年4月25日
- 読了日 : 2024年4月25日
- 本棚登録日 : 2024年4月25日
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