前作『空色勾玉』から長い年月が経ち、狭也達の成し遂げた事が伝説に近い形で文化に馴染んだ時代。
遠子と小倶那は双子のように育つが、互いの成長をきっかけに引き離されてしまう。
そのまま運命に翻弄され、やがて小倶那は各地に災いをもたらす者となり、遠子は彼に会って自身で討つ決意を固めていく。
上巻では二人の別れと成長、災いの始まりと、歩み出した遠子の姿が描かれる。
漫画等で主従萌えするせいもあってか、七掬から小倶那、角鹿から遠子への温かな愛情が印象的。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
□■fantasy■□
- 感想投稿日 : 2012年6月8日
- 読了日 : 2012年6月6日
- 本棚登録日 : 2012年6月8日
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