球体の蛇

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング) (2009年11月19日発売)
3.35
  • (52)
  • (235)
  • (332)
  • (79)
  • (8)
本棚登録 : 1555
感想 : 292

これまで読んだ道尾作品とは違い、とても文学的な感じを受けました。とは言っても、私自身文学に精通している訳では無いので、感覚的なものでしかありませんが…。 始めに受けた印象としては、”私”という人物と、”ともちゃん”という名前。 この二つに今回も騙されるのでは?と疑心暗鬼の中で読みました。 冒頭で文学的と書いたのは、これまでとは違って騙されなかったことにあるのかもしれません。 この小説はトリックとかでもなく、直球で勝負した作品なんだろうと勝手に考えました。 しかし、丁寧に小説を書く人ですね、道尾秀介さんは。

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2013年8月22日
本棚登録日 : 2013年8月22日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする