文房具への愛と趣味が集められた本。
本文とそれに関する写真が交互に見開きで展開される。
撮り方にもひとかたならぬこだわりがあり、特に光の吸収については試行錯誤を重ねている。特に夕方の太陽光が多く用いられているようだ。
ノート、ペンといった日用品から積み木やテープライターまで。よくここまで集めたな、という感心がページを繰るごとに増す。
さらに、写真を撮るとなると構図を作り上げるために多数の同製品を並べる必要もある。・・・氏の現役中に使い切れるのか、と一般使用者の私は思ってしまう。そのような写真を撮るのも仕事の内と言ってしまえばそうなのだが。
紹介される文房具のほとんどは外国製である。欲を言うならば、次回は国産、あるいは和用具についても紹介していただきたい。
コレクターの心を揺さぶる一冊。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
分類保留
- 感想投稿日 : 2011年3月21日
- 読了日 : 2011年3月21日
- 本棚登録日 : 2011年3月21日
みんなの感想をみる