丕緒の鳥 (ひしょのとり) 十二国記 5 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (2013年6月26日発売)
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本棚登録 : 9727
感想 : 945
4

読み忘れてたのに気が付いて、2年越しにやっと読んだ今巻!
久々のこの世界…良かったぁ
直接王と関わりのない市井の民の話、4篇の短篇集
どの物語も印象深いものであった
王に何を思うか
国に何を思うか
たぶん民からしたら、上の者がどうこうよりも、ただただ生きるために生活しているだけだ
だから国が傾いた時、王の不当な令が試行された時、民の心や民の生活をここで窺い知る
私はこの中だと特に青条の蘭が心に残る
自然の残酷さと生きることへの渇望が美しいなって

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2023年11月6日
読了日 : 2023年11月6日
本棚登録日 : 2023年11月6日

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