検察側の罪人 上 (文春文庫 し 60-1)

著者 :
  • 文藝春秋 (2017年2月10日発売)
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下巻まで一気に読了。主人公は優秀なベテラン検事・最上と、若手検事・沖野。ある1つの事件に2人が関わることに。そこから物語は大きく動く。最上が傷を抱える過去の事件と、冤罪を主張する男。最上が大きな行動を移すところから更に急展開。正義を追い求める沖野を応援しながらも、最上の気持ちも痛いほど理解できる。終盤は悲しい結末が。希望もあるけど、でも、松倉に対しての憎悪は最後までスッキリしなかった。
これは今年の夏は、拓哉とニノがW主演で映画が上映される。最上を引き受けた拓哉の覚悟を受け入れ、心して見たい。

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2018年2月26日
本棚登録日 : 2018年2月26日

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