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猫鳴り (双葉文庫)
- 沼田まほかる
- 双葉社 / 2010年9月16日発売
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私にとっては毒を持って毒を制すような作品でした。
この本を手に取る数週間前に、長年飼っていた愛犬と死別したばかりでした。
その上、諸々の事情で気持ちの整理が付かないまま、新しく仔犬を迎えることになり、その世話に追われる日々の中で、かつての愛犬を思い出しては塞ぎこむ。どんな綺麗な言葉も正論も心にまったく響かない、そんな毎日を送っていました。
そのためなのか、書評含め否定的な意見の多い第一部の主人公には不思議と感情移入して読むことができ、同時に客観的に自分の心理を確かめることができたように思います。
また、第三部においては、看取った立場の人間として、その時その時の感情が生々しく蘇ると同時に、自分にはできなかった看取り方、考え方を提示されることで、読後には自然とかつての愛犬への思いに一区切り付けることができていました。
動物好きにはところどころつらい表現も多く見られる作品ですが、ペットロスでどうしようもなく辛い思いをされている方にも、一つおすすめしたい作品ではあります。
2012年6月17日
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編み犬の毎日 Ami Ami Dogs
- ほしみつき
- 文化出版局 / 2008年9月5日発売
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写真を見るだけでも可愛くてときめきますが、作ってみたら尚更愛着が湧きます。
説明は、編みぐるみ初心者でも十分理解できるほど分かりやすくて非常に助かります。
基本的に細編みができればどの子も作ることが出来て、そんなに目数を編むわけではないので、鉤針編みの入門としてもオススメできます。
2010年3月4日
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flat 3 (マッグガーデンコミック avarusシリーズ)
- 青桐ナツ
- マッグガーデン / 2010年1月9日発売
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今回のニューフェイス、海藤くんはとっても四角い子。
ゆるーい楕円のような平介君との対比が印象的な巻でした。
あっくんと平介くんの日常から少し引いて、平介くんの高校生活がメインだったかな、と思います。
ただ、あっくん目当てで読むと、ちょっぴり物足りないかもしれません(笑
次の巻も楽しみです。
2010年3月4日
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flat 2 (マッグガーデンコミック avarusシリーズ)
- 青桐ナツ
- マッグガーデン / 2009年5月9日発売
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あっくんが大きくなったとき。はじめてのおつかいをたのんだとき。そして、たのんだ子が帰ってきたとき。
どんな言葉をかけるのかな、と思いました。
1巻と変わらず、ほのぼのします。
2010年3月4日