複数の物語が並走し、終盤見事に交わりあって道が繋がる感じ。細部まで考えられた構成にどんどん引き込まれていきました。
個人的には礼儀正しい泥棒のキャラが好き。
家族や友人・職場で一緒に働く人以外にも日々色々な人と触れ合いすれ違っているけれど、その周りの人の人生(状況)を細かく知ることってなかなかない。
この本では登場人物それぞれの想いからくる行動や言葉の意味が後からわかってくる・繋がるのが理解難しいながらもクセになる。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2021年12月22日
- 読了日 : 2021年12月18日
- 本棚登録日 : 2021年12月11日
みんなの感想をみる