水木しげると大泉実成の精霊、探訪シリーズ。この本では精霊の具現化である仮面をひたすら水木しげるが買いまくるというルポ。
何を食べた、美人を見たという、些細なことと水木しげるを観察して大泉氏が感じたことをそのまま書いているという体裁の本。
精神世界の話があまりなく、今ひとつ。
そうは言っても素材はメキシコなので、色彩感覚、モチーフの使い方など興味深いところは多い。
メキシコはキリスト教徒と先住民の宗教がこんなにも融合しているのに、北米では断絶しかみられないのは、スペインとアメリカの田舎度の違いによるものではないだろうか?
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
冒険ドキュメンタリー
- 感想投稿日 : 2023年1月10日
- 読了日 : 2023年1月10日
- 本棚登録日 : 2023年1月10日
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