あきない世傳 金と銀(七) 碧流篇 (ハルキ文庫 た 19-22 時代小説文庫)

著者 :
  • 角川春樹事務所 (2019年8月8日発売)
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種を蒔き、丹精込めて育てた五鈴屋江戸店も、やがて大きな実りとなる。
常にお客様のことを第一に考え工夫を凝らし、少しずつ着実に信頼を得る。
「来年もきっと、笑ってお月見をしましょう」
今まで色々な思いを胸に、眺めてきた十五夜の月。
来年も、そのまた次も、幸が柔らかく微笑みながら十五夜の月を眺めていられますように、と願いつつ。
この勢いにのった流れを乱されませんように。
そして、どうかあの男がケッタイな難癖を幸につけてきませんように。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 高田郁
感想投稿日 : 2019年9月3日
読了日 : 2019年9月3日
本棚登録日 : 2019年8月31日

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