おでんの屋台「雪窓」。
おやじさんのおでんやさんにやってきたお客。
「さんかくのぷるぷるっとしたやつください。」
それはたぬき。
たぬきは毎晩やってきて、とうとうおやじさんの助手に。
仕事終わりの酒盛りはふたりの楽しみになりました。
ある晩やってきたのはかくまきをかぶった女のお客。
どことなく死んでしまった娘美代にそっくりで…
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この話、そこかしこに愛が溢れてて、そして悲しくて…
おやじさんの気持ちを思うと涙してしまいます。
読み聞かせたいけれど、泣いてしまってたぶん無理。
大人の方は、読んだ後、しんみりと日本酒とおでんをいただきたくなりますので、先に用意しておくことをオススメします。
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カテゴリ:
絵本
- 感想投稿日 : 2024年2月12日
- 本棚登録日 : 2024年2月12日
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