雪窓

著者 :
  • 偕成社 (2006年2月1日発売)
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本棚登録 : 203
感想 : 28
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おでんの屋台「雪窓」。
おやじさんのおでんやさんにやってきたお客。
「さんかくのぷるぷるっとしたやつください。」
それはたぬき。
たぬきは毎晩やってきて、とうとうおやじさんの助手に。
仕事終わりの酒盛りはふたりの楽しみになりました。

ある晩やってきたのはかくまきをかぶった女のお客。
どことなく死んでしまった娘美代にそっくりで…
______________

この話、そこかしこに愛が溢れてて、そして悲しくて…
おやじさんの気持ちを思うと涙してしまいます。
読み聞かせたいけれど、泣いてしまってたぶん無理。

大人の方は、読んだ後、しんみりと日本酒とおでんをいただきたくなりますので、先に用意しておくことをオススメします。

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: 絵本
感想投稿日 : 2024年2月12日
本棚登録日 : 2024年2月12日

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