[評価]
★★★★☆ 星4つ
[感想]
伝統的社会と国家社会を比較し、様々な分野で比較を行い、解説を行っている。上巻では人言関係、戦争、子育て、高齢者のテーマに比較を行っているが、伝統的社会と国家社会にも共通点もあり、伝統的社会のほうが優れているなと感じることもあり、国家社会のほうが優れていると感じることもあり、一概に一方が優れているとは言えないことがよく分かった。
しかし、社用車で子供を轢いてしまったときの伝統的社会の決まりに従った解決方法は非常に興味深い内容だった。特に伝統的社会の決まりで和解が成立した後でも国家社会の司法では有罪とされていたことも驚いた部分だ。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2020年3月1日
- 読了日 : 2020年2月25日
- 本棚登録日 : 2020年3月1日
みんなの感想をみる