発火点 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (2005年9月15日発売)
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本棚登録 : 714
感想 : 62
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12歳の夏に父を殺された敦也。
21歳になった彼は、真の殺害理由を知るため故郷を訪れる。
自分勝手で弱くて責任感もない敦也に共感できる部分はない。
ただ、家庭環境が人生に与える影響は大きい。
現状を打開したいと願った12歳の彼を思うと胸が痛くなった。
これはミステリーというよりも再生の物語だな。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ミステリー
感想投稿日 : 2023年3月25日
読了日 : 2023年3月23日
本棚登録日 : 2023年3月18日

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