12歳の夏に父を殺された敦也。
21歳になった彼は、真の殺害理由を知るため故郷を訪れる。
自分勝手で弱くて責任感もない敦也に共感できる部分はない。
ただ、家庭環境が人生に与える影響は大きい。
現状を打開したいと願った12歳の彼を思うと胸が痛くなった。
これはミステリーというよりも再生の物語だな。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ミステリー
- 感想投稿日 : 2023年3月25日
- 読了日 : 2023年3月23日
- 本棚登録日 : 2023年3月18日
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