大庭ってダメな男なのに、いい人なのか…他人にも自分にも優しい、そして弱い…てことかな。
自分に利も危険もない相手にも愛想笑いをしちゃうところが悲しかった…やっぱり人間が怖いのか。
後半は、バーに居候して、結婚して、恐らく人生唯一の幸福なときを過ごしてる大庭に切ない気持ちになった。
何か、男は醜く女は情が深い、みたいな作者の認識を感じる気がする。堀木は、大庭が羨ましいから八つ当たりしたいけど、いいやつだから仲良くもしたい…のかな。男友達のいいやつって、時々わからないんだけど…
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年11月2日
- 読了日 : 2021年11月2日
- 本棚登録日 : 2021年11月2日
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