ふしぎなキリスト教と違って、こっちは何だか底が薄い印象があった。もちろん、こと宗教関係の知識はからっきしだから、自分に問題があるといえばそれまでだけど、上述の書の場合、それでもなお読ませる部分が多々あったのに対して、こっちはなんというか、独りよがりに見える部分の方がむしろ気になってしまった。タイトルからして、仏教の何たるかを考える本ではないし、そういう意味では“なぜ子を捨てたか”については、それなりに考察が巡らされていると思いました。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
新書
- 感想投稿日 : 2015年6月1日
- 読了日 : 2015年5月31日
- 本棚登録日 : 2015年6月1日
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