すごい人のすごい話

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  • イースト・プレス (2013年4月17日発売)
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●竹村公太郎。戦国から江戸にかけては、武士の中でも、力が強い、剣術がうまいといったそれまでの強者に代わって、土木の知識や技術を持つものが尊重されるようになっていきます。
●西成活裕。車間距離40メートル
インド、2車線の道路に4台の車が並走していて、間に人力車と人と牛と豚が歩いている。
●高田礼人。エボラウィルスは、白血球のマクロファージに感染します。正常な免疫反応心なくなる。だから急速に進む。血管の内張り細胞を殺すから出血が起こる。
1994年に学童への集団接種が中止になった。
●板見智。海藻類が髪に良いと言うのはただの連想ゲーム。シャンプーの影響を考えられない。毛穴に皮脂が溜まると言うのも根拠は無い。
男性型脱毛性に特に高い効果が期待できる薬剤は2つ。ミノキシジル。内服薬のフィナステリド
●鈴木一義。八線表はもともとは和算家が遊びに使うようなものだったんですが、江戸後期に伊能忠敬たちがが全国の測量行うようになって急速に活用され始めました。
佐賀藩は蒸気機関車
●林公義。平成天皇陛下とハゼの研究
●船曳建夫。氷川きよしは戦後の5本指に。日本語で作るとはすべて「演歌」
●町山智浩。2000年以降のハリウッドは、ほとんどイギリス、ドイツ資本で。スピルバーグのドリームワークスはインド。ディズニーもアブダビ系政府ファンド。
●鈴木晃。オランウータン、子育てはメスの一生の仕事。6年。5匹産んだら30年。
単独生活しているが顔見知り関係で社会が成立
●小松正之。西予市の明浜町に鯨塚。天保の大飢饉の時に浜に打ち寄せられたクジラを食べて救われた住民が建てたもの。
●福岡伸一。重要な発見が、直感からパッと生まれた例は間違いであることが多い。ランダムにパタンを見出そうとする、人間の脳の働きから生まれた幻想であることが多い。
●浜辺祐一。今は生死の境が紙一重から2重、3重になったために、覚悟ができにくくなったのかもしれません。現代人は生きることが楽しすぎるのか、人生は永遠に続かない、いつかは幕を引かなきゃいけないと言うことを忘れているように思うんです。
●迫慶一郎。90年代までの中国は、四合院と言う、中庭のある伝統的な住居が立ち並ぶ街。
一時期内装なしのマンションが流行ったが、1番先に内装を終え入居者とすると、その後残りの内装工事が終わるまでひたすら騒音に耐えてないといけないと言う問題が。
中国では、建築家が今の日本で得られないチャンスがある。都市そのもののデザイン。
●早坂暁。北条市出身。お遍路さんは陰鬱だった。子供を置いていく。
虚弱児で生まれ、三歳児で乳母車に乗ってお遍路に。三か月後すぐに立てた。大師様のご利益。
四国は日本列島の「魂の救済所」

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 社会一般
感想投稿日 : 2021年5月4日
読了日 : 2021年5月4日
本棚登録日 : 2014年3月21日

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