四十七人の刺客 下 (角川文庫 い 54-4)

著者 :
  • KADOKAWA (2004年4月1日発売)
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本棚登録 : 130
感想 : 8
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いわゆる忠臣蔵です。
なぜ忠臣蔵にこの人の作品を選んでみたかというと、京極夏彦の「どすこい」からです(笑)

忠臣蔵のお話は誰もが知るところかと思いますが、
この作品ではドラマや小説と事実の食い違いを多々挙げています。
例えば
刃傷が起こった場所は松の廊下→×
吉良が浅野に意地悪をしていた→×
有名な辞世の句「風さそふ~」→×   などなど。
えええ~?と思いながら読んでましたけど実際脚色された部分も多々あるんでしょうねえ。

大石内蔵助は知恵と好色を駆使した策略で討ち入りを果たしましたが、
他の赤穂浪士もキャラが立ってて読んでて面白かったです。(不破数右衛門とか)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 歴史系
感想投稿日 : 2010年10月10日
読了日 : 2010年10月10日
本棚登録日 : 2010年10月3日

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