ビッグデータと人工知能 - 可能性と罠を見極める (中公新書 2384)

著者 :
  • 中央公論新社 (2016年7月20日発売)
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主に読んだ箇所のまとめ。

・機械学習
・ディープラーニングの概要
・現在進められてる人工知能は、あくまでも所与の目的関数の元に判断し、正しい結果またはその根拠になる蓋然性(確率)を提示するだけ。これは「機械」。
・一方「生物」は、「生きる」という広義の目的の元に、個々の目的関数を設定。必要に応じ分析、判断もする。
・ヨーロッパ系研究者に多い汎用人工知能を危惧する声は、人間機械論を前提とし、目的関数の設定さえも可能と勘違いしているから(?)。
・一神教の延長線上には、神を頂点としその下に人間、(人間以外の)動物などを置く秩序体系がある。しかし人間機械論に立てば、すべてのことは一つ(目的)につながるので、機械でさえも目的を設定する最上位、神の位置に立てるのではと考えてしまう。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2016年9月19日
読了日 : 2016年9月19日
本棚登録日 : 2016年9月19日

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コメント 1件

naochan1204さんのコメント
2016/09/24

これ難しそう?
読んでみようかな。

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