『おもいでエマノン』、『さすらいエマノン』につづく、30億年の記憶を持つ少女の物語の第3弾
表紙がかわいい女の子の絵になっているからといって、かわいい物語というわけではない。
前2作は連作集になっていたが、本作品は長編
いくつもの生を、記憶を引き継ぎながら生きてきたエマノン
今度の生においては、なぜか兄が存在する。
兄には、エマノンとは別の能力が備わっている。
兄は、その能力ゆえ、また、妹の存在ゆえ、自分の存在する理由を探し求める。
クライマックスシーンは、『OKAGE』のワンシーンとオーバーラップしてしまった。
ラストシーンは、ある意味では残酷で、ある意味では感動的。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
SF
- 感想投稿日 : 2012年7月21日
- 読了日 : 2004年3月2日
- 本棚登録日 : 2004年3月2日
みんなの感想をみる