面白い本が読みたかったので、初村上春樹。
やはり面白い。
多感な学生時代の出来事を、自分と向き合って丁寧に描いているという印象。そこに歌だったり歌手だったり、本だったりの固有名詞が加わる事により、よりその時代を生きているという彩りが添えられる。あそこまで自分と丁寧に向き合い、分析できれば、さぞ満足だろう。で、誰と居ても他人事な印象。
ここでは時間がゆっくりと流れている。なかなか生活に追われ、流されて生きている者には感じ難い心情では?
直子の不安定さは今後どうなっていくのだろう
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年5月26日
- 読了日 : 2022年5月26日
- 本棚登録日 : 2022年5月25日
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