青嵐 (角川文庫 も 18-3)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング) (2010年3月25日発売)
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本棚登録 : 35
感想 : 3
4

次郎長モノとは全く知らずに手に取った、が
これが思いのほか嵌ってしまった。
この世を去った「森の石松」と「豚松」が天上から次郎長一家を
眺めている設定。
二人亡きあとの次郎長一家に絡めながら
石松と豚松の生い立ちも語られている。
親は命がけで子を守り子は親の為なら命を投げ出す任侠の世界。
この後、諸田玲子の次郎長シリーズへの皮切りとなった一冊。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 時代物
感想投稿日 : 2010年7月17日
読了日 : 2010年7月17日
本棚登録日 : 2010年7月17日

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