次郎長モノとは全く知らずに手に取った、が
これが思いのほか嵌ってしまった。
この世を去った「森の石松」と「豚松」が天上から次郎長一家を
眺めている設定。
二人亡きあとの次郎長一家に絡めながら
石松と豚松の生い立ちも語られている。
親は命がけで子を守り子は親の為なら命を投げ出す任侠の世界。
この後、諸田玲子の次郎長シリーズへの皮切りとなった一冊。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
時代物
- 感想投稿日 : 2010年7月17日
- 読了日 : 2010年7月17日
- 本棚登録日 : 2010年7月17日
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