バンド・デシネとはフランスで言うコミックの事。
ただし日本の漫画とはかなり様子が違う。
王子様のイメージも絵柄も原作とは異なるので戸惑う方もいらっしゃるかも知れないが、私は読み進めるうち違和感は感じなくなった。
子供の頃日本語訳された原作を読んだが難解で内容が理解出来ず、大人になってからいつかまた読み返したいと思い続けていた。
難解なイメージから中々腰が上がらずにいたが、コミック版との事で今回迷わず購入した。
こんな話だったんだ、と言うのが最初の感想である。
こんな切ない話だったんだ、と言う。
サン=テグジュペリの最期を知った上で読むと尚更ラストシーンが切ない。
王子様は、薔薇の待つ星に無事帰る事が出来たのだろうか…
今度こそ原作も読んでみよう、と思った。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
絵本
- 感想投稿日 : 2011年6月24日
- 読了日 : 2011年6月24日
- 本棚登録日 : 2011年6月24日
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