GDP――〈小さくて大きな数字〉の歴史

  • みすず書房 (2015年8月26日発売)
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この世で最も影響力を持つ統計量、GDPの歴史。あくまで"生産"の指標であり、豊かさの指標ではない。さらに、時代が進んで生産量を測ることのできない産業が多くを占める中、算出は複雑を極め、また恣意性も含まれており、数値の正確性には疑問が残る。しかしGDPによって途上国への援助額が決定し、国の将来予想に使用されるされるという現状。GDPに代わる有効な指標はなかなかないが、ダッシュボード式は面白い。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: FINANCE
感想投稿日 : 2015年12月13日
読了日 : 2015年12月4日
本棚登録日 : 2015年12月4日

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