久々の京極作品。だいぶ積んだままでした。文庫落ちまでしていたのですね。
そろそろお盆も近いので雰囲気で読んでみる。
見たくなくて思い出したくなくて隠していること騙してることを、日本文化の枠組みからは外れないけれど非常にロジカルに分解してみせる真理分析医のような林蔵一派。このころ宗教という装置をこのように分解できた人はいたのでしょうか?
妖怪と現代的な手法の奇妙な同居が特徴的。
最後に東の又市とも絡む編が収められています。懐かしい。
単行本だったので、シリーズ徹底解説書がついてました。もう一度通して読んでみるかな。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2014年8月11日
- 読了日 : 2014年8月11日
- 本棚登録日 : 2014年8月11日
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