突然読みたくなって一気買い。
1~5巻のまとめ感想。
中学生の主人公・魔美の人助け(おせっかいともいう)は学校内にとどまらず、大人社会に深く足を踏み入れている。しかし所詮は子供のする事だから、本当に困っている社会人の力になれることなど何もない。ここがシビアである。それでも善意の塊である魔美の所業には瞼が熱くなることがある。無駄だと思わない、何があっても諦めない、理屈は通じない、熱意だけで何かが変わる・変えられると思っている無謀さなど全てが愛しくなる。
今時どころか、古今東西こんな中学生は存在しない(精神的に)とわかっていながらも、気持ちがいい。ああこれこそがマンガなのだなあと思った。読む人間に夢を見させてくれる。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
コミック
- 感想投稿日 : 2010年12月4日
- 読了日 : 2010年12月1日
- 本棚登録日 : 2010年12月1日
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