ずいぶんと前に不幸な事故があった。
いつ眠りに落ちたのか分からず、ふと夜中に目が覚めた。
つけたままのテレビになにかのアニメが映っている。
観るともなしにぼぅっと眺めていた。
観終わってからわかったのだが、それが本書【Another】のアニメ版だった。
しかも……しかも、最終回だった!
うっわ〜!! やべー!!
結末だけ見ちゃったよ( ≧Д≦)
オチがわかっていたら、もう読めないじゃん。
という事故(笑)
最近になってやっとそのオチが記憶の中で薄れてきた。
初めて自分の記憶力の弱さを褒めてやりたい。
そんな気持ちで手に取った一冊。
ホラーミステリー。
いや、ミステリー風味のホラー。
それほど怖くもない。
ストーリーはというと、とある中学校で起こる理不尽に不幸な現象をめぐる物語。その学校の三年三組は死に近く、毎年ではないものの、それがある年には何人にも死者を出してしまう。それを防ぐために、ある特殊なオマジナイを行っていたが、それを知らずに転校してきた主人公は……。
しまった(~_~;)
読み進めているうちに、だんだんと思い出してきた。
こんなときに限って活躍しなくていいんだよ~、俺の記憶力。
普段はもっとポンコツじゃないかよ!
願いは虚しく、犯人(?)を思い出してしまいながら読了( ;∀;)
思い出せずに読んでいたらもっと楽しめてたのかも。
ん~、でも。
片目が義眼で常に眼帯をしている少女の設定とか、やたら中二病っポイのが気になったかな。
まあ、舞台も中学校だし、主人公も中三だし、それでいいのかも。
もっと怖がらせてほしかったな~。
映像で見たほうがむしろ怖いのかも、と思った。
- 感想投稿日 : 2022年9月19日
- 読了日 : 2022年9月19日
- 本棚登録日 : 2022年9月19日
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