冒頭、会社の飲み会に行くくらいなら、家で本を読んでいたい…といったあたりのくだりで、引き込まれ、次第にこれって俺のことを書いているんじゃないかと、読んでるうちに胸が苦しくなってきた。
もちろん、読み進めていくとこじつけなのでは?という箇所や著者と私の違い(家庭を犠牲にして仕事をこなす、クリエイティブな点では社内でも評価を得ている等々)はあるものの、心の隅で密かに抱えている「自分では仕事に真面目に向き合っていてそれなりの結果を出しているのに、周りからは評価されていない」という想いを抉りだし、これでもかと突きつけられたような気がする。
まだ30代前半だが、逆にいうと今のうちにこそ、軽視しがちな会社とのつきあい方について、考えるべきかもしれない。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2016年1月6日
- 読了日 : 2016年1月5日
- 本棚登録日 : 2016年1月5日
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