キラキラ共和国

著者 :
  • 幻冬舎 (2017年10月25日発売)
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本棚登録 : 5635
感想 : 603
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娘を捨てた母と、育て方が厳しすぎた祖母が悪いんだけど、鳩子が元ヤンってのがなぁ。
いくら今は更生してても、今までにいろんな人を傷つけたんじゃ?
調子いいよなぁ。人生に不満があっても、不良にならない人もいるのに。

いちいち泣くとこもいい子ぶりっ子してんじゃねーよ、って気分。
亡くなってる元奥さんと「友達になれたと思う」とか、どんだけ痛いんだよ。

代書の内容も、「お金返して」とか言いにくい事を代筆してほしい、ってのはわかるけど、感謝の手紙とかも代筆って、それでいいの?それって心こもってるの?
とか思っちゃうなぁ〜

ぶりっ子鳩子には反吐がでるし、ストーリーも普通に感じるのに、最後まで読んでしまったし、
鳩子をここまで「嫌だ」と思うってことは、キャラが立ってるんだろうな。「こういう人いるよな」っていう。

鳩子みたいに昔は不良だったけど今は更生してます!って人にはすごく刺さるかも。
不良に嫌な思い出があると「調子いいな〜」って思うかも?w

文房具好きだから、文房具の描写は好き。
うん、この小説が嫌い じゃあなくて、鳩子が嫌いなんだなw

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2017年12月14日
読了日 : 2017年12月13日
本棚登録日 : 2017年12月10日

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