f植物園の巣穴 (朝日文庫)

著者 :
  • 朝日新聞出版 (2012年6月7日発売)
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本棚登録 : 1778
感想 : 190
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地球っこさんに教えていただいた前回読んだ「家守綺譚」がとっても面白かったので、次も地球っこさんが読まれていたこの本を読みました。

うーむ とっても面白い。
家守綺譚より、こちらの方がよりハマってしまいました。。

解説から
「穴」は垂直の移動。「川」は水平の移動を表す。

語り手の人生における、三つの大きな喪失を巡る物語。

この小説は、生と死の世界の間を往復し、死人と交流する物語でもある。

読み終えて、初めからもう一度物語をたどり直してみると、あちこちに差し挟まれたエピソードが、初読時とは違う深い意味を帯びて迫ってくる。


地球っこさん ありがとうございました。
梨木香歩さんの本をもう少し読みたいと思います。。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: メルヘン
感想投稿日 : 2020年11月9日
読了日 : 2020年11月9日
本棚登録日 : 2020年10月28日

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コメント 4件

地球っこさんのコメント
2020/11/09

いるかさーん、
ようこそ!梨木ワールドへo(>∀<*)o
なんちゃって 笑

いるかさんは「f植物園……」のほうが「家守……」より、びびっときたのですね。なるほど!
わたしは「家守……」の世界が、わたしの住んでる地域に近いこともあって、ハマったのですよ。
いるかさんが「f植物園……」にハマってくださり、とても嬉しいです!
「f植物園……」の姉妹編に、単行本で『椿宿の辺りに』が出ているようです。
わたしは文庫になってから読もうと思ってます。

nejidonさんが「f植物園……」と共通する部分がありそうと「蟹塚縁起」をオススメしてくださりました。もしよければ、いるかさんもどうぞ、読んでみてくださいね。

ありがとうございました。

いるかさんのコメント
2020/11/09

地球っこさん  ありがとうございます。。。

本当に面白かったです。
これは絶対何度か読返さないと と思います。

梨木ワールドにすっかりハマってしまいました。
ちょっと、ズッポリハマってみたいと思います。
ありがとうございます。。。

nejidonさんのコメント
2020/11/09

いるかさん、横から失礼します。
この頃小川洋子さんと梨木香歩さんの本がタイムラインによく流れるようになって、すごく喜んでいます。
他の本のレビューに書いたのですが、このふたりにはノーベル文学賞をとってもらいたいんですよね(*'▽')
蟹塚縁起は手に入らなかったんでしたっけ?
今すぐでなくとも、待っていればいつか現れることもあります。
その時はぜひお読みくださいませ。気に入って下さるかと(^^♪
梨木さん、良いですよね!私も大好きです!
ではでは、突然失礼しました。

いるかさんのコメント
2020/11/10

nejidonさん
コメントありがとうございます。
いつもレビュー楽しみにしています。

地球っこさんとのコメントも見せていただき、興味深くみていました。
実は「蟹塚縁起」をネットでみたらブックオフで見つけました。注文したのでもうすぐ届くと思います。
すごく楽しみです。
小川さんと梨木さんにノーベル文学賞 私も大賛成です。

しばらく梨木さんの世界に浸かりたいと思います。
これからもよろしくお願いいたします。。

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