海堂氏は作品を通して問題を提起し、世論に訴えることにより官僚の重い腰を動かしているように思います。
とっても尊敬しています。
海堂氏の作品はすべて読んでいます。
登場人物がかぶるので海堂ワールドがとても面白い。
今回の作品でもほとんどが今までの作品に登場したことのある人物です。
今回も随所に官僚批判が見られます。この作品では両眼の摘出が必要な網膜芽細胞腫の少年が、治療時期を延ばすために人工冬眠に入るところから話が始ります。
この物語は続きがあるようにも思いました。次の作品も楽しみです。
もうすぐ公開される海堂氏原作の映画「ジーンワルツ」は産婦人科の現場の悲鳴を取り上げながらの本格ミステリーです。
この映画も絶対に観に行こうと思っています。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
医療ミステリー
- 感想投稿日 : 2011年10月1日
- 読了日 : 2011年10月1日
- 本棚登録日 : 2011年10月1日
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