シリーズ第四弾。
今回も4作の連作。
これまでは主人公の弓子さんの周りの人が中心となっていましたが、少しずつ中心となる三日月堂に向かってきた感じ。
「自分の身体も財産も借りものでしょ?大切な人も、大事にしていたものも、最後はすべて世界に返さなくちゃならない。・・・でも、その人の思い、記憶、夢だけはその人とともに消える。その人だけのものなんです。形のない夢だけがその人の持ち物なんですよ。だから、大事にしなくちゃいけない。」
「慣れたことだけをしてたらダメなんだ。」
「仕事こそ。人の生きる道ですよ。」
「宛先のない魂のかけら。強い思いや欲望のかけら。それが本という形になり、世界に飛んでいく。たんぽぽの綿毛のように。」
どんどん展開が進んできました。
さてどこまでいくのか?
続けてこのシリーズを読むつもりです。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
生き方
- 感想投稿日 : 2020年2月6日
- 読了日 : 2020年2月6日
- 本棚登録日 : 2020年2月6日
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コメント 3件
やまさんのコメント
2020/02/07
いるかさんのコメント
2020/02/07
やまさんのコメント
2020/02/08