ジヴェルニーの食卓 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社 (2015年6月30日発売)
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本棚登録 : 555
感想 : 34
5

芸術とは無縁の中で生きてきたけれど、もっと早くにこの本と出会いたかったと思いました。
去年、フランスへ行ったときにモネの家を見学したけれど、その前にこの本を読んでいれば、全然印象が違っていたかも。
それでも、モネの家は素晴らしかった。。

この本はマティス、ドガ、セザンヌ、モネの印象派の4人の巨匠を主人公に、しかも本人ではなく近くにいた人の目線で語られる4編の物語。

この本を読んでそれぞれの画家が特別なものから、とても人間味あふれる一人の人間に感じました。
今からでも少し芸術に触れてみたくなりました。
また原田マハさんの本を読みたいと思いました。
この本は大切に手元に置いておこうと思います。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 生き方
感想投稿日 : 2020年6月3日
読了日 : 2020年6月3日
本棚登録日 : 2020年6月3日

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コメント 2件

大野弘紀さんのコメント
2020/06/26

いくつものいいね、ありがとうございます。
私のレビューは、それだけで一つの読み物のようなので、本の感想という、本を読んでいるような深みがあるので、ご注意を。
お時間が許す限り、好きに散策していってくださいね。

私もこの本は読んで、感動しました。

特にラストの、川に光が当たる瞬間。
筆の速さと 日の早さ
世界が こんなにも美しいこと

それは、本当に、そうなんだと、思って、泣きました。

いるかさんのコメント
2020/06/26

大野弘紀さん 
コメントありがとうございます。
レビューも興味深く見せていただいています。
本当に気に入った本に出会うと幸せになりますね。
楽しみにしています。
今後共によろしくお願いいたします。

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