宮部みゆき先生の「ソロモンの偽証」のエピグラフに「飛ぶ教室」の文章が出てきます。
解説にも「飛ぶ教室」へのオマージュ的なことが書かれていたので、読んでみようと思いました。
児童書の「飛ぶ教室」は読みやすいかと思いきや…すんなりと私の頭に入ってこず手強かったです。
思春期の男の子たちの寄宿学校生活。
親元を離れてドタバタな団体生活を送るなか、子供達は成長していきます。
友情、愛情、成長、幸福、希望、親子愛。
最後の方でうるっと来ました。
訳者のあとがきで、ケストナーの執筆当時の時代背景が絡んでいることを知りました。
そして、確かに「ソロモンの偽証」を思い起こさせる場面や雰囲気がありましたが、強くはないかな。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2024年3月6日
- 読了日 : 2024年3月7日
- 本棚登録日 : 2024年2月27日
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