新興宗教オモイデ教 (角川文庫 お 18-2)

著者 :
  • KADOKAWA (1993年4月9日発売)
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ロックバンドのボーカル、大槻ケンヂの処女作

妻子持ちの教師を好きになった同級生のなつみさんが、
精神的におかしくなり、入院したものの、
高校を退学し行方をくらました。
1か月後、新興宗教オモイデ教の信者として、
僕の前に現れたなつみさんは、特別な能力を披露して、
入信を勧めてきたところから始まる不思議なおオカルト的青春物語。

特別ここが良いとかいう感想は、
ネタバレしてしまうので語れませんが、
出てくるそれぞれの人物に対して、
あとがきを読むことで、モデルがいたことを知り、
こんな奴が当時いたのかっていうところに、驚きを感じた。

今(2022年)読んでるからそこまでではないものの、
当時読んでいた人たちは、後の新興宗教による事件や出来事は、
どのように見えていたのかって思ったり思わなかったり。
地下鉄〇〇〇事件んとか、〇〇〇〇パット事件とかね。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2022年4月17日
読了日 : 2022年4月17日
本棚登録日 : 2022年4月12日

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