新装版 最後の将軍 徳川慶喜 (文春文庫) (文春文庫 し 1-65)

著者 :
  • 文藝春秋 (1997年7月10日発売)
3.59
  • (180)
  • (401)
  • (538)
  • (52)
  • (7)
本棚登録 : 3311
感想 : 294
4

すでに行われた事をみて賢いだの馬鹿だというのは簡単です。
その時その時の一瞬には誰もが考えを持って行動していることです。

何度も書きますが、全く日本史を勉強しなかった私は、今小説を読んで知っていっています。

竜馬がゆくと合わせて読むとさらに面白い、
というか読んだから言うのだけどね。

大君の通貨と合わせて読むとさらに面白い、
というか読んだから言うのだけどね。

一冊ではわからんよね。
一冊で面白くなくても、何冊か重ねることで見えてくるものってあるものです。

私は単純に登場人物をいいとおもっちゃうので、
立場が違っても両方面白いわけですが。

江戸の歴史と違って、
自分の歴史を振り返ってみても
今だとばかばかしいことや間違っていると思うこともたくさんあるわけです。

でもそれは歴史をifでみるのと同じこと、
ifで楽しむ方法も大好きです。

でも結局それは楽しむだけであって、それだけのことなのかと。

その楽しみをもって過去を批判するというのはちょっと短絡なのかなと思うわけです。

自分自身の過去の記憶なんてあやふやものです、
どちらかといえば忘れていることばかりです。

後悔するようなこともたくさんあるのですが、
それほど後悔することもないのかな。

そのときそのときの判断があったのだと思うだけです。

で、今は何を判断するのか
次は何を判断するのか

それが大切なことです。

決して悔むだけが良いことではありません。

と、思いました。(笑
ん、思うようにしようとおもいました。(笑

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 人生に役立つかもしれない本
感想投稿日 : 2013年9月6日
読了日 : 2013年9月6日
本棚登録日 : 2013年9月6日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする