終わりがいい感じで、ニヤリとしました。
首相暗殺の濡れ衣をきせられた青柳雅春が逃げるお話。読み終わると、短距離走を走り終えたようなやり切った感がありました。
得体の知れない巨大な何かの陰謀に巻き込まれた一般人ができることは、とにかく逃げること!真犯人かどうかなんて関係ないんだよ、とでも言いそうな、容赦ない警察の行動が恐ろしかった。でも、登場人物のセリフとかが軽妙で、悲壮感はなく、見事なエンタメ小説です。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年6月25日
- 読了日 : 2023年6月25日
- 本棚登録日 : 2023年6月25日
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