ゴールデンスランバー

著者 :
  • 新潮社
4.05
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  • (156)
  • (45)
本棚登録 : 14242
レビュー : 2113
  • Amazon.co.jp ・本 (503ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104596034

作品紹介・あらすじ

仙台で金田首相の凱旋パレードが行われている、ちょうどその時、青柳雅春は、旧友の森田森吾に、何年かぶりで呼び出されていた。昔話をしたいわけでもないようで、森田の様子はどこかおかしい。訝る青柳に、森田は「おまえは、陥れられている。今も、その最中だ」「金田はパレード中に暗殺される」「逃げろ!オズワルドにされるぞ」と、鬼気迫る調子で訴えた。と、遠くで爆音がし、折しも現れた警官は、青柳に向かって拳銃を構えた-。精緻極まる伏線、忘れがたい会話、構築度の高い物語世界-、伊坂幸太郎のエッセンスを濃密にちりばめた、現時点での集大成。

感想・レビュー・書評

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  • 500ページもあって長編だったけどすごくよかったです。青柳さん、ガンバレ!と応援したくなりました。
    時代や背景がコロコロ変わるのに意外にわかりやすかったです。
    映画の方も是非、観てみたいと思いました!!
    人間の最大の武器は習慣と信頼...が、印象に残っています。学生時代の仲間に会いたくなりました。

    • えつおさん
      映画、とても良かったです。是非観てみて下さい!
      映画、とても良かったです。是非観てみて下さい!
      2020/09/10
    • yuka♡さん
      コメント、ありがとうございます!観てみたいと思います✨
      コメント、ありがとうございます!観てみたいと思います✨
      2020/09/10
  • 誰もがオズワルドになりえるのか…
    急に近寄ってくる女の子にはきをつけようワラ

    最後の2ページで涙が溢れました
    (電車の中で)

    本当にたくさんの伏線があってよくできたストーリーです。

  • 以前魔王を頂いて読んだが、あまりのめり込めなかった。
    今回は初めて自分で選んで伊坂幸太郎作品を読んだ。
    何気ない会話のあるあるが楽しかった。
    もしこんな酷い仕打ちにあったら、逃げるしかないのか…

    • yuka♡さん
      フォローありがとうございます。私も今、この本を借りています。読むのが楽しみです!
      いろいろ参考にさせてください。よろしくお願いします。
      フォローありがとうございます。私も今、この本を借りています。読むのが楽しみです!
      いろいろ参考にさせてください。よろしくお願いします。
      2020/07/17
  • ネタバレあります。

    普段あまりこういった緊迫のある内容の本を読まないのですが、これは長編でありながら展開が早くするする読めました!

    最初は、主人公の周りは敵だらけ??この主人公に逃げる道はないのか?と悶々と読み始めましたが、彼を助けてくれたのはかつての友人たち。
    友人と気まぐれで味方になった連続殺人犯。
    良くも悪くも周りの人間に転がされ翻弄され、彼はあらゆる危機から逃げます。

    この方の本は、ヒヤヒヤするなかにも表現が面白かったりほのぼのするシーンがあるので楽しく読めます。

    伊坂幸太郎ファンになれる一冊です。

  • 伊坂幸太郎、この人の本を改めて読んでいる。やっぱり独特で面白いんだ。

    このキャラ達の魅力たるや!その魅力的なキャラ達の軽妙なトークの絶妙さたるや!そしてそこに美しき伏線回収の妙、これで面白くないわけがない。嫌いな人いるのかな?

    これは壮大なる冤罪?誤解?陰謀?うん、一番しっくりくるのは陰謀だな。首相暗殺の濡れ衣を着せられた青柳君。警察はどうしても彼を犯人に仕立て上げなければいけない様子。ヘッドホンにショットガンの大男、ワープロソフトみたいな名前の佐々木一太郎、森からの声が聞こえる森田森吾、ロックな岩崎さん、裏家業の保土ヶ谷さん、轟煙火の轟社長、カズから「○○先輩」と呼ばれたら何かがあるなど…キャラ説明だけで終わってしまう。

    超大作で面白い!

  • もちろん現実の話では無いのだけど、警察や国家権力について恐怖を覚えてしまうストーリーだった。現実では無いと思いつつも、近いことは充分起きうるのではと感じた。
    怖い怖いと思いつつも、先が知りたくてどんどん読み進めてしまう本。家族や学生時代からの友人との信頼関係がアツイ。

  • 2019(R1)12/21-2020(R2)1/1

    首相殺しの濡れ衣を着せられた男の逃亡記。

    なぜ彼は犯人として追われなければならなかったのか。
    真犯人はだれなのか。
    なぜ首相を殺したのか。

    と、明らかにしたいナゾが多々あるが、それが明確にならなくても、面白い。

    逆に、冤罪だとか、監視社会だとか、社会の負の側面も織り交ぜて物語は進むが、「権力側がつくったストーリーに乗せられる社会」というのも、実際にはあるのだろう。そのことの怖さも感じた。

  • 首相暗殺の濡れ衣を着させられるというありえない設定だったが、逃げ通す展開はスピード感があり、続きが気になり一気に読めた。いろいろな人に助けられ、ギリギリながらも諦めずに行動でき、協力者が亡くなるのは悲しいが、最後の行動まで繋がって良かった。事件から3ヶ月後の青柳雅春と樋口晴子の行動は感動した。

  • オフ会で勧めてもらった本です♪伊坂さんは砂漠でちょっと挫折していましたが、これは面白かったです!そんなバカなというシーンもあったけど、逃げて逃げて逃げまくるスピード感が作品全体に溢れていて一気に読み切りました。国家の陰謀?実際にある話なら何て恐ろしい話なんだろうと思いますが、全員敵のような中で僅かな味方のおかげで逃げ切れた時は「よっしゃ!」っていう爽快感♡父素敵だなぁ…♪他の作品も読んでみたくなりました。

  • 登場人物がところどころで交錯し、意外なところでつながる驚きと楽しみ。あるいは、ちょこっとした伏線があり、あとで読者をニヤリとさせる細かい配慮。伊坂作品はサービス精神旺盛だ。

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著者プロフィール

伊坂 幸太郎(いさか こうたろう)
1971年千葉県生まれの作家。東北大学法学部卒業後、SEとして働きながら文学賞応募し、2000年『オーデュボンの祈り』で新潮ミステリー倶楽部賞受賞、デビュー作となる。その後作家専業となり、宮城県仙台市に在住しながら執筆を続けている。2004年『アヒルと鴨のコインロッカー』で第25回吉川英治文学新人賞、同年『死神の精度』で第57回日本推理作家協会賞短編部門、2006年平成17年度宮城県芸術選奨文芸部門、2008年『ゴールデンスランバー』で第5回本屋大賞、第21回山本周五郎賞をそれぞれ受賞。同作で直木賞の選考対象となることを辞退したことも話題になった。上記受賞作のほか、『重力ピエロ』、『バイバイ、ブラックバード』、『アイネクライネナハトムジーク』など話題となる作品は多い。代表作も殆どが映画化されている。最新作に『フーガはユーガ』。

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