好きな志賀直哉の随筆集
志賀直哉の作品は小説なのか随筆なのか、曖昧な感じがするのだけれど
この随筆集が読み物として面白いということが、そんなことどうでもいいと思わせてくれる
美術についての章が
結構何言ってるのかわからないところも多かったけど、
師友回想の章では
芥川龍之介、谷崎潤一郎、太宰治など同時代の文豪たちとの交流が興味深いし
文学についての章では
作品裏話的な、どんな気持ちで書いたかがわかって面白かった
他、随筆とはいうものの、短編の小説として読んでも面白いものも多数ありました
1番最後「ナイルの水の一滴」はたった5行の文章ですが、すごく好きです
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年1月14日
- 読了日 : 2021年1月14日
- 本棚登録日 : 2021年1月14日
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