中村さんの作品を手に取るのは久しぶり。
装幀のダークファンタジーの印象から、興味を惹かれた。
案に違わず、ダーク、ポエムとはいえず、男性の綴るモノトーク宜しく、重い気だるい、延々たる妄想地獄・・の手前。
濁ったシャボン玉がぽわーんぽわーん不連続に空を舞う感覚。
この郵便局は・・
肩こり・・
セミ・・
の箇所が頭に引っかかった・・ぬるっとする。
樹木青年はムラカミ氏の緑色の獣をふっと思い出して。
時々登場するN氏は案外リアルっぽく、面白い。
ラストのNの後書きが一番すっきり。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
日本令和時期男性作家
- 感想投稿日 : 2023年9月13日
- 読了日 : 2023年9月13日
- 本棚登録日 : 2023年9月13日
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