戦後故の国家全体の疲弊した様をまざまざと見せ付けられた。杉戸八重を殺さず、快く迎えていたのならバレてなかったんだろうなと思うと、複雑な気持ちになる。
スローテンポな上巻と違って、着々と事件の解決に向かって進んでいくので、読みづらさは多少抑えられている。しかし、文体の硬さと文字の小ささは健在の為、読み終えるまでに何度も読むのを中断しなければならなかった。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2023年7月11日
- 読了日 : 2023年7月11日
- 本棚登録日 : 2023年6月5日
みんなの感想をみる